私は新人の頃、リハビリ中心の病院で勤務していました。退院してから骨折や身体の機能が落ちて再入院するケースもあり、何とかできないかなと思い在宅でのリハビリの仕事を選びました。

病院では長くても三か月程度しか関わることができません。訪問では長期的に関わることが多いので、利用者様との信頼関係の構築が大切と感じています。

一方的にリハビリの必要性を伝えても、相手が望まないことや拒否されることもあります。最初は拒否的でも介入を続けることによって意欲が向上するケースもありました。

利用者様から「やってよかった」などと言っていただくとやりがいを感じます。上手くいかないこともありますが、相手に寄り添うセラピストを心掛けていきたいと思います。